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究極の雨の日の過ごし方を見つけた

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雨が多くなってきたこの季節。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今週のお題は「雨の日の楽しみ方」ということで画期的な方法を見つけましたのでご紹介したいと思います。
編集している間に今週のお題が終わってしまったので普通のブログとして公開します(泣)


雨の日は調子が悪くなるのは本当?


まず雨についてなんですが、あなたは雨の日はポジティブなイメージを持っていますか?それともネガティブなイメージを持っているでしょうか?
雨の日ってたいがい気分が上がらなかったり、憂鬱な気分になったりすることが多いのでネガティブなイメージを持つのではないでしょうか。
実はほんとにそうなんです。



人の身体には交換神経と副交感神経があります。
交換神経は昼の神経とも呼ばれていて、これが働くと身体が活発になり、気分が上がります。
一方で副交感神経はこれの逆で身体は活動力が弱まり、気分は下がってきます。


なんのためにこれらの神経があるのかというと、
太古の昔、動物を追いかけていた時代。我々の祖先の仕事は狩でした。
外に出て動物を追いかけ回していたわけです。
こんなとき気分が上がらなかったらどうなるでしょうか。


動物が、獲物が目の前にいるのにやる気が出ない。外に出たくない。
そんなことをしていたら生きていけないですよね。


だから交換神経が働いて活動的になるんです。やる気に満ち溢れるわけです。
よーし今日は大物を狩るぞと。


現代人もそうですよね。外の天気がめっちゃいいときは気分が上がって何かしたい衝動にかられませんか?
これも交換神経が機能しているからなんです。


じゃあ交換神経だけでいいやないけということも考えられますが、そうもいかないんです。
身体が活発になるのはいいんですが、ずっとその状態だとどうなりますか?疲れますよね。
そう時にはリラックスすることも必要なんです。
だから副交感神経が必要になってくるんです。


太古の昔もそうで、天気が雨だった場合にやる気出して外に出てしまったらどうなってしまうでしょうか。
雨に濡れると体温が下がるし体力が奪われます。つまり雨の日にやる気出しちゃうと死んでしまう可能性があるんです。


雨の日はこのように副交感神経が働きやすくなって活動力が落ち、自然にリラックス状態へ移行していくんです。
だから雨の日に仕事がやる気出ないのは当然なんです
それを無理やり仕事しようとするからおかしなことになるんです。
身体はリラックス状態になっているのに活動的なことをしてしまうと、交感神経と副交感神経のバランス、自律神経が支障をきたしてイライラしたり憂鬱になったり精神を病みやすくなったりするわけですよ。
だから雨の日は仕事はかえって身体に毒なので控えるようにしましょう。そういう法律を作りましょう。





もう一つ、雨にはある秘密が隠されているんです。


1/fのゆらぎとは?


「1/fのゆらぎ」というものを聞いたことはあるでしょうか。
曲名ではないですよ。


これは規則的になっているんだけど、不規則なところも混じってるよという現象です。
人間はこの1/fのゆらぎに反応するようになっていて、この現象に出会うと副交感神経が刺激されてリラックスモードに切り替わります。


具体例を示しましょうか。


例えば波の音
ちょっと想像してみてください。あなたは海辺にいて海の音を聞いています。
ザザーン、ザザーンと繰り返し波の音が聞こえますね。これが規則的な部分、規則的な音です。
でもよーく聞いてみると毎回ザザーンではないんです。
ザブーンだったりザザザだったり、ザッパーンだったり。
ときにはカモメの鳴き声が聴こえたり風の音が聞こえたり。
耳を澄ましていれば気分が落ち着いてくるのがわかるのではないでしょうか。



これが1/fのゆらぎ。


他にもあります。ほら電車に揺られているとき。
電車の座席に座っててついウトウトした経験は誰しもあるのではないでしょうか。
あれも電車のカタンカタンという音やドアが開く音、発進する音。
音以外にも座っていると身体が揺らされますよね。これも電車が動いているとき曲がったとき止まったときで規則的かつ不規則的な動きを体験することになります。
1/fのゆらぎは音以外にもこういった動きや視覚的なものもあります。


あーこの風景なんだか落ち着くなあとか、
この曲聴いてるとなんか癒されるなとか、
校長先生の話を聞いてるとなんか眠くなってきたとかいうとき、そこに1/fのゆらぎが存在しています。


当然雨もそうです。
雨も音を聞いてると気分が落ち着いたりしますよね。
これも1/fのゆらぎによるものなんですねー



ここまででリラックス状態に入るためには副交換神経が働くことが必要で、そのために1/fのゆらぎを取り入れることが効果的
という話をしてきました。
でもまだあるんです。
1/fのゆらぎ以外にも副交換神経を刺激できるものが。
それを簡単にご紹介しましょう。

アロマ

アロマの香りはホルモンバランスや自律神経のバランスを調整する脳の器官、視床下部を刺激します。
その結果、これらのバランスが整い、体の緊張がほぐれリラックスした状態にもっていくことができます。
ラベンダーがおススメ。

ヨガ


ヨガはポーズをとることが大事なように見えますがそうではありません。
ヨガとは「繋がる」ことを意味するんです。
ポーズを取ることで頭でイメージしたことと、体の動きを一致させます。
こうして心と体が繋がるんです。

もう一つヨガで大事なことが呼吸です。
息をゆっくり吸って吐いて体に循環させることで自立神経が整ってくるんですね。
交換神経と副交感神経のバランスがうまく調整されていきます。

キャンドル

揺らめく炎も1/fのゆらぎの一つです。
部屋にキャンドルを焚いてみましょう。

プラネタリウム


星空もリラックス効果が高いです。
安眠効果もあるのだとか。
部屋の一室にプラネタリウムを設置してみてはいかがでしょうか。

泣く


涙を流すことも副交換神経を刺激します。
泣いたらなんかスッキリしたという経験をお持ちの人もいるのではないでしょうか。
ストレスを感じたら泣ける映画をみてみましょう。
緊張がほぐれてリラックスできますよ。

ベストな雨の日の過ごし方


ここまでの話しをまとめると、

雨の日はそもそも太古の昔から副交感神経が優位になるようになっていて、身体は活動的になりにくい。
自律神経のバランスを整えるために、現代人は特にリラックス状態に戻してやることが必要で、そのために副交感神経を刺激してやることが効果的。
副交感神経の刺激には1/fゆらぎやアロマ、ヨガ等が有効であることを示してきました。


このことから雨の日のベストな過ごし方を導くことができます。


その過ごし方とは、、、


「雨の音を聞きながら部屋の天井にプラネタリウムを投影しラベンダーを鼻に突っ込んで泣きながらヨガをする」


これでしょう。


副交感神経をこれでもかというくらい刺激に刺激を与える画期的な方法です。
どんなに仕事でストレスがあったとしてもこの方法を実践すると嫌なことなどどこ吹く風。
これまでの悩みが嘘のように体から抜けていくのが体験できると思います。



これほどやってることが合理的な方法が他にあるでしょうか。
五感をフルに活かしたこの方法を見つけたとき、自分で自分を恐ろしく思いました。


しかし、


さらに上のステージがあることに気づいてしまったんです。
それが今回ブログを書く契機になったんです。


心の健康状態とは


身体の健康状態はイメージがつくと思いますが、心の健康状態というものをご存知でしょうか。
実は心も体と同様に健康状態があるんです。
心の健康状態は4つに区分されていて、それぞれが健康であると良い心の状態になってると言えます。
その区分というのがこちら。


①人間的健康

人間的健康とは人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択することです。

パイロットになりたい!」「ユーチューバーになりたい!」「海賊王になる!」というのはまさに人間的健康状態が良好というわけですね。
自分の人生や将来に期待し、意欲的に自発的に人生に取り組んでいくことは健康な心の状態なのです。


②知的健康

知的健康とはその時々の状況に応じ適切に考え、問題解決ができることです。

例えば仕事でミスをしてしまったとき。
ミスを自分自身に過剰に責めていませんか?
「自分は何てダメなやつなんだ」「周りの人に迷惑をかけてしまった」

こうやって必要以上に自分に負荷をかけてしまうのは心の健康状態的には悪いです。
知的健康な状態にあると、
「今回のミスの原因は何だったんだろう」「次はどのように気を付けていけばいいだろう」「ミスをしない仕組みを作るにはどのようにすればいいだろう」
という風に起きてしまった問題について生産的な考えを持つことができます。

いつまでもクヨクヨせず生産的な考えが持てる心の状態は健康であると言えます。


③情緒的健康

情緒的健康とは自分の感情に気付き、それを表現できることです。

嬉しいのに冷めた態度をとってしまう、苦しくて辛いのに平気な態度をとってしまう、泣きたいけど泣けない。
こういう一種のあまのじゃく的な態度は心の健康には悪いと言えます。
自分の感情に素直になれず本当の気持ちをごまかして過ごしてしまうと心は疲れてしまうのですね。
素直になれるのは良い心の健康状態なんです。



④社会的健康


社会的健康とは他者関係や集団という社会の中で、積極的に良い人間関係を築けることです。

人は誰しも他者と関わり合いながら生きています。
自分は誰かを必要とし、自分は誰かから必要とされている。
良好な人間関係は人生を豊かにし、心を豊かにします。
人間関係を広く深くしていけるその意欲や気持ちは心の健康状態が良好であると言えます。

究極の雨の日の過ごし方


これまで4つの心の健康状態を紹介してきました。
何のためにこんな話をしたのかというと、
雨の日は副交感神経を刺激して自律神経をリセットしましょうということを提案させていただきました。
しかしお気づきの方もいるかもしれませんが、この方法をあくまでもリセットなんですよね。
つまりマイナスが±0の原点状態になるだけで決してプラスの方向にシフトするわけではないんです。

そこで、


±0の状態じゃなくてプラスの方向に行く方法はないかと考えました。
今回のテーマである雨の日を有効活用できないかと考えました。
そこで心の健康状態というのがそのカギだったのです。


結論から言いましょう。
究極の雨の日の過ごし方とは、



生命活動における一切の水分摂取を雨のみで行う生活をする」



これです。
理由を今からご説明いたします。


年間で雨が降る割合は15%程度だそうです。
2週間に1回くらいは雨が降る計算です。
水分をこの雨から得るのです。
つまり2週間に1回くらいしか水が飲めない。

こうなるとどうなりますか?
そう喉が渇くんです。もうこれでもかというくらい喉が渇きます。



極限まで喉が渇いたときどんなことが予想されるでしょうか。
もうやることが見つからない、人生の目的が分からないという思いなどそこには存在しません。
ただただ「水が欲しい」
やりたいことは明確でかつ強い意志で何としてでも達成したいこと、
それが「水が欲しい」
(人間的健康:人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること)


待っていても雨はやってきません。刻一刻と体中の水分は枯渇していきます。
とにかく水が欲しいんです。
そんなときクヨクヨしますか?自分を責めてる場合ですか?
もうとにかく雨を降らすためにありとあらゆる手段と講じ尽くすでしょう。

雨ごいとしたり祈祷したりてるてる坊主を逆さにつるしたり。
雨が多い地域に出向くこともあるでしょうね。
(知的健康:その時々の状況に応じ適切に考え、問題解決ができること)


体中の水分が失われていく中で生まれてくる感情。
それが「水がほしい」
こんなにも自分の気持ちに向き合ったことがありましたでしょうか。
自分の心と体の思いがこんなにも強く一致したことがありましたでしょうか。
極限まで追い詰められた状態で水なんか欲しくなんてないもんなどと天邪鬼してる場合ではありません。
水、欲しいですよね。
(情緒的健康:自分の感情に気付き、それを表現できること)


雨を降らすために手段を講じまくってきましたが、一向に降る気配がありません。
そんなときはもう誰かの手を借りるしかないでしょう。
コミュ障などと言ってる場合ではないのです。
誰か雨について詳しく知ってる人を探しまくるでしょう。
持ってる人脈を使って。新しく人脈ネットワークを開拓して。
気づけばあなたの周りにはあなたを応援する人たちでいっぱいです。
(社会的健康:他者関係や集団という社会の中で、積極的に良い人間関係を築けること)



いやーすごいですね。
何と雨の日の憂鬱さを凌駕して心が健康になってしまうとは。
日々ストレスを抱えている人に是非おススメです。


しかし何故でしょうか。
こんなにも論理的な雨の過ごし方を発見したけど何となく違和感があるのは。