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雪だるまには〇〇なご利益があった

今週のお題「雪」
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最近は少し暖かくなってきました。
皆様いかがお過ごしですか?

今週のお題「雪」ということで、雪について記事を書いていきたいと思います。
テーマは雪だるま
というのも、子どもの頃は雪が降れば雪合戦したり雪だるま作ったりしてのを思い出しまして。
で、この雪だるまは何でだるまなんだろうと、ふと思ったのです。

雪だるまを作るときは雪玉を何個のせますか?
ふつうは2個のせると思うんです。
3個以上のせることはあんまりないと思うので、何で雪だるまは2段って決まってるのかな~と気になりました。

あと、何でだるまって名がついているんだろうと。
てるてる坊主みたいに雪坊主って名前でもいいんじゃないかと。
だるまって縁起がいいものだから、雪だるまって何か縁起がいいのかなと考えました。

そこでこの雪だるまに込められた秘密を暴いていこうと思います。
そこにはある秘密のご利益が隠されていたのです。

海外の雪だるま

日本の雪だるまと海外の雪だるまは形が違うのをご存知ですか?

実は日本の雪だるまは2段なのですが、海外の雪だるまは3段なんです。
海外の雪だるまはスノーマンというらしいですよ。
スノーマンは頭、胴体、足の3段の雪玉でできています。
枝の手が生えていて、マフラーを巻いてニンジンの鼻で、頭にハットをかぶっているのを見たことはあるのではないでしょうか。
ディズニー映画のキャラクターにもスノーマンいますよね。

海外は人とスノーマンは友達なんです。
だからスノーマンは人の形をしていて、人と同じような恰好をするのですね。
海外のスノーマンは調べてみるとなかなか面白いものもあるので是非調べてみてください。

日本の雪だるま

対して日本の雪だるまはどうなんでしょうか。

日本では江戸時代の絵画に雪だるまが描かれていたようです。
昔から雪だるまの文化があったんですね~。
海外と違って日本の場合は友達というよりも、遊びで雪だるまを作っていた感じがします。

でも絵画に描かれている雪だるまを見ると、見た目が達磨みたいなんです。
目が大きくてヒゲを生やしているアレです。
とても友達になれるような雰囲気ではないですね。

そもそもだるまって何なのでしょうか。

だるまとは

だるまは縁起物だということはよく知られているかと思います。
受験とか選挙とか就職の内定を勝ち取るときの願掛けとして手にしたことのある人は多いのではないでしょうか。
江戸時代には疱瘡という怖い病気が流行ったときがあって、そこで魔除けとしてだるまが飾られることもあったようです。

何でこんなにだるまに力があるのかというと、
だるまのモデルとなっている達磨大師という偉い方の影響だと思われます。

達磨大師禅宗の始祖とされる人です。
総理大臣よりたぶん偉いです。

達磨大師はインドの人らしいのですが、何と100歳で中国に渡り、150歳まで生きたとされているようです。
一般人とは気合の入り方が違います。

禅宗が行うのは座禅。
あぐらをかいて目を閉じ、精神統一をして心に集中します。
全ての人には仏性があるとされているので、座禅によってそれを再発見するのです。

達磨大師の座禅は気合の入り方が違います。
何と9年座禅し続けて、手足が衰えて腐ってしまったのだとか。
さらに眠くならないようにまぶたを切り落としたというエピソードもあります。
だからだるまは手足がなく、目が見開いているんですね。

余談ですが、達磨大師は悟りを30段まで開いたとされています。
悟りは1段違えば虫けらと人間くらいの世界の違いがあります。
どんな世界が見えていたのか想像もつきませんね。
悟りを開くには想像を絶する厳しい修行を経なければいけません。
ちなみに悟りは最高で52段まであるそうで、そこに到達したのがお釈迦様ただお一人です。

悟りを開いた者はこの世の真理に近づいたものとして、その発言は大変ありがたいものでした。
なので色んな人が達磨大師から教えを乞おうとしてやってきたのですね。
禅宗の二祖である慧可もその一人でした。

インドからかの有名な人が中国にやってきていると。
慧可は大変熱心な方で、是非とも達磨大師から教えを乞いたいということで弟子入りをお願いしに行くのですが、
あっさり断られてしまいます。
ですがそう簡単には諦められない慧可。
慧可の気合の入り方は一般人とは次元が違います。
何と慧可は達磨大師に本気さを示すために自分の左腕を切り落とし、達磨大師に献上します。
その覚悟に達磨大師も認めざると得ず、慧可を弟子にします。

これだけ気合の入った始祖と二祖の魂が入った縁起物の達磨に効力がないわけがありません。
受験とか選挙とか内定勝ち取りなんか、これくらいの気合があれば余裕だと思いませんか?

雪だるまのご利益って?

話しを雪だるまに戻しましょう。
だるまというのは縁起物で、禅宗の始祖である達磨大師が由来という話でした。

禅宗は仏教に通じていますから、仏教徒の多い日本ではだるまが馴染みやすかったんですね。
だから雪だるまも2段だったと。

とすれば雪だるまにはものすごいパワーが込められていると思いませんか?
受験や選挙や内定を勝ち取るパワーがあるんですよ?

そしてこの度衝撃的な事実が判明いたしました。

今馴染みがある縁起物のだるま。
皆さんは何色を思い浮かべますか?
おそらく赤ではないでしょうか。
赤は魔除けの力があるとされています。

実は赤以外に色んな色の種類のだるまがあるのはご存知でしょうか。
それぞれ効力が異なっていて、例をあげると、

:恋愛運、結婚運UP
:黒字になる、魔除け効果
:長寿、人間関係円滑
:富、名声、金運、幸運
:良縁、合格、学力向上、安産祈願、長寿

白を見てください。
白いだるまには良縁、合格、学力向上、安産祈願、長寿の意味があるのだとか。
白は何色にも染まっていない純白そのもので、ご利益の効果も高いようですね。
受験のときには雑念にとらわれず、自分のやってきたことをしっかりやっていけば合格できます。
もやもやしたり、後悔とか不安の気持ちを持たず、真っ白な気持ちで受験に臨む方が合格を手にしやすいでしょう。
合格とはまさに白のイメージではないでしょうか。

ということはですよ。
雪だるまをイメージしてください。

白いですよね。

しかもだるま。

ということは白の効力を持っただるまと解釈してもいいんじゃないでしょうか。
雪だるまは良縁、合格、学力向上、安産祈願、長寿が多分あるんですよ。
単なる遊びの産物じゃないんですよ。

なので今度雪が降ったら雪だるまいっぱい作ってパワーもらいましょう。

雪、降らないかな。

今度雪だるまを作るときにはぜひ自分に問いかけてください。

自分の作った雪だるまにどんな願掛けをしますか?