ほげーむわーく

宿題をゲームのように楽しむブログ

自転車と女子大生と僕と

今週のお題「わたしと乗り物」

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ちょっと聞いてほしいことがある。

ある朝のこと。いつものように会社に行こうとマンションの駐輪場から自転車を取り出そうとしたところ、後輪に違和感が。
ペシャンコ。しぼんだ風船みたいにペシャンコ。


焦った。
かなり時間ギリギリに家を出たので急がないと会社に間に合わない。にも関わらず後輪さんのテンションが低い。やばい。やる気を出してもらわないと遅刻する。呑気に朝ドラを見ている場合ではなかった。


その日は後輪さんのコンディションが万全だとしてもかなり頑張らないと間に合わないほどの時間であった。
しかし私には後輪さんのコンディションに気を配っている余裕はない。半死半生の後輪さんには申し訳ないが、半ば引きづるようにして本気でペダルをまわした。
自分の中の秘めた力を解放した瞬間であった。身体中の神経という神経を集中させペダルをまわした。私はペダルと一体化した。
ペダルだ、ペダルだけが頼りだ。
自転車とはチームプレイだ。後輪やほかの部位が負傷しても他のどこかの部位が頑張ればいい。
そう信じて一目散に会社を目指した。


後輪氏の状態がまずい。一回転するごとにガタガタと振動する。振動するごとにケツに刺激が伝わる。ケツが割れてしまいそうだ。いやおそらく割れていただろう。
しかしケツが割れてしまったことを心配している暇はない。
私は目が血走りながらひたすら走った。般若のようだった。ケツの割れた般若がガタガタ揺れる自転車で高速移動している。夜中に出くわしたら幽霊であろうと道を譲るであろう。


己の限界を超えてようやく会社に着いた。やった、間に合った。
そこからは般若はいつもの恵比寿顔に戻り、なに食わぬ顔で通常業務に入った。ケツが割れたまま。



いつも通り最高のパフォーマンスをして仕事を終えた。
普段ならこのまま一直線に自宅に帰るところだが、今日は寄るところがある。自転車屋さんだ。
朝、過酷な回転運動によって後輪氏は瀕死の状態だった。
明らかなパンク。これ以上ないパンク。ザ・パンクといえる状態だった。

さすがにこの状態で運転していくことはできない。
仕方がないので押して歩くことにした。


その日は夕方でも日差しがあって暑かった。汗が止まらない。
汗だくの般若が自転車を押していた。のろのろと。夜中に出くわしたら幽霊であろうとタオルを差し出してくるだろう。それほど尋常でない汗だった。


小一時間ほど歩いて自転車屋に着いた。
ほどなくして店員が現れた。
無駄な髪の毛を一切排除した色黒の50代男性店員だ。思わず命だけは助けてくださいとお願いしそうな風貌の店員だった。


「どうされましたか?」


命乞いをしようと考えていた私にその店員が話しかけた口調は柔らかかった。
その瞬間に私は悟った。
この人になら安心して自転車を任せられる。私の自転車を治せるのはこの人しかいない。
それはまるで難病を治療するスーパードクターのようだった。

パンクを治してほしいとお願いすると、任せてくださいと言わんばかりにスーパードクターは治療に入った。正確には患者を治療室に連れていった。


治療の間、店内で待っててくださいと言われたので店内で待たせてもらうことにした。
店内には色んなカッコいい自転車が並んでいた。自転車屋さんのようだった。
自転車が並んでいる店の奥の方にカウンターがあり、その近くに椅子が2つほど並んでいた。
自転車を買う際は、このカウンターで色々手続きをするようだ。


椅子には女子大生と思われる女性が座っていた。スマホを食い入るように見ていた。
・・・購買の手続き待ちかな?そう思った。


私も椅子に座って治療を待とうかなあと考えたが踏みとどまった。
ここにくるまで大変な汗をかいている。
衣服に染み付いた私のo−クレゾールが大変芳醇な香りを放っている可能性がある。


あの女子大生に近づいてはいけない。よもや隣の椅子に座ろうなど、そんなことやっちゃいけない。
私が恐れるのは今時の女子大生の情報拡散力だ。女子大生を通じて世界中に情報が行き渡ってしまう可能性がある。電波塔だ。
そんな電波塔にこの鉛筆の芯のような芳醇な香りが彼女の鼻腔を刺激してしまったらもうお終いだ。
きっとその瞬間から「鉛筆野郎」というあだ名をつけられ、これからの人生をThis is a pen.として過ごさなければならないだろう。


そんな持ち前の危機管理能力で危険を回避した。
椅子に座るわけにもいかないので店内の自転車を見て回った。
一時期弱虫ペダルをアホみたいに見てたので、自転車を見るのは楽しかった。


そうこうしているうちにパンク修理のスーパードクターが、
「パンク修理でお待ちの方〜、修理がおわりました〜」


あ、修理終わったんだ。「はーい、、、」とスーパードクターの元へ向かおうとすると、女子大生がスッと立ち上がった。


「お待たせしました」


スーパードクターが女子大生と話している。どうやらあの女子大生もパンク修理だったようだ。

店内はそれほど広くなかったので2人の会話が聞き取れた。


「お待たせしました。タイヤの一部にやはりパンクが見られました。」
「パンクは完全に治せましたので、安心してください」
「今日は初回なので修理代は結構です^ ^」


初回なので修理代は結構です^^


良いことを聞いた。初回はタダなのだ。良かった。私も初回だ。今までパンクといえば結構な金額を払わされていたのでお財布事情が心配だったところだ。


女子大生も驚いたようだった。最高の自転車屋ですね、と言わんばかりの眩しい笑顔でお礼を言って、完璧に修理された自転車と共に夏の夕暮に溶けていった。
私は少し鼻が高かった。私が見込んだスーパードクターはやはり本物だ。会社の同僚にも勧めてみよう。名医がいる伝説の自転車屋さんのことを。


女子大生がいなくなった店内で私は自分の自転車の修理を待つことにした。


私は楽しみだった。時間が流れていくのが早く感じた。
私は運がいい。こんな出会いをくれるなんて。自転車がパンクしてくれたおかけで私はこの場にいることができるのだ。


また来よう。元気になった自転車を連れて。あなたのおかげで快適に通勤ができているのだと。
溢れんばかりの思いで胸いっぱいになった。


そしてその時は訪れた。


「パンク修理でお待ちの方〜」


あの優しい口調が店内に響いた。間違いなく私の番だ。




伝えよう。感謝の気持ちを。



誓おう。またここに来ますと。



私はスーパードクターのもとへ駆け寄った。



ドクターは笑った。



「530円です。」

罰ゲームによって学生生活が狂わさせた話

今週のお題「人生最大の危機」

なぜこのタイミングで人生最大の危機がお題なんだろう。
最近で言えば夏休みやアイスクリームがお題だったはず。季節的な、時事的なことがお題に選ばれていたと思う。
そこへきてピンチがお題。何で??


8月中旬は季節的にピンチなシーズンなんだろうか。今週一週間は毎年ピンチに苛まれる決まりなんだろうか。
そういえば今週は台風が日本に遊びに来ていたな。うちも会社がお盆休みなので色々計画してたんだけれども、台風の日本縦断ツアーと被ってしまって断念。
休みのうちに体重を10㎏落とし、資格の勉強をしながらブログ記事を10個書くという計画が台風のせいでできなくなってしまった。
外出もできないじゃないか。たまに雨が降ったかと思えばすぐに晴れおって。雨だと思ったから家でぐーたらしてしまうではないか。Amazonビデオでアニメめっちゃ見たわ。東京喰種面白いじゃねえか。一気見したわ。
これも全部台風が悪い。



今まさにピンチ。



というのも夏休みに入る前、私は会社の同僚に夏休みの過ごし方を熱弁していた。
「お前らせっかくの夏休みに何もしないなんてことはないよな。この前ボーナスも入っただろ?お金は使わないとダメなんだぜ。何もしないでゆっくりするとかあり得ん。一流の人間はお金と時間の使い方が一流だから一流なんだ。」


一流なんだ。


あれだけ豪語おきながら、この状況はかなりマズイ。
きっと夏休みが終わった後に聞かれる。
お前はどんな夏休みだったかと。
断言してもいいけど東京喰種を一気見しましたは一流の人間の過ごし方ではないだろう。
この状況を回避するにはどうしたらいいか。


そうだ、転職だ。夏休みの過ごし方を答えなければならないという精神的苦痛を理由に転職してしまおう。
同僚たちよ恐れおののけ。お前たちが神戸や石垣島に行ってる間に私は転職してしまうぞ。これが一流の時間の過ごし方なのだ。


何の話??


ああ人生最大の危機の話だ。人生最大ってことだからこれまでのこと、過去に起こったピンチの記事を書かないといけない。今ピンチの話はどうでもいいんだ。

人生最大の危機ってなんだろうか。


そう言えば思い出した。人生最大の危機。
それは私が中学一年生だった頃。


当時流行っていたゲームがある。
通称指スマ
参加者全員が両手を出していっせーのっせ、で親指が上がる数を当てるゲーム。
負けたものは当然罰ゲーム。
初めはかわいいものだった。全員からのしっぺ、デコピン。

かわいいものだった。

しかしその罰ゲームはグレードを増していった。
しっぺ、デコピンはうまい棒へと進化した。

負けたものはうまい棒一本、全員に奢る。

これも次第にエスカレートし、うまい棒一本が二本になり十本になり、うまい棒のインフレが起こった。
毎日そんなことやってたらキリがないのでいつしかツケ、借金制度が導入された。
「今月はうまい棒を返済できないから来月まで待ってくれ」
「わかった。その代わり1本プラスな」
そうやって子供たちは世の中の金融の仕組みを学んでいった。
そんな中でもうまい棒借金が千本以上あるやつもいたりした。


あいつの人生は終わった。


中学生でうまい棒千本も借金するなんて。
多重債務者になってしまった者は今後の人生はお先真っ暗だろう。アーメン。


そんなうまい棒罰ゲームはさらなる高みへと進む。
好きな子への告白である。


この罰ゲームは熾烈を極めた。
当時中学生の自分たちはほぼ100パーセントの確率で恋愛初心者だ。
好きな子になかなか告白ができない。経験がないからだ。

この罰ゲームは必ず実行しなければならないという厳格なルールの元で行われる。
この恐ろしい罰ゲームが始まってからというもの、告白が成功した、玉砕したというニュースが学年中に広がることになる。
罰ゲームは必ず告白が行われたという証明のため、指スマ参加者全員が注目する中で実行される。
成功なら喜ばしいことだが、振られた場合は悲惨だ。なにせ全員の前で好きな子に振られるという醜態を晒すことになる。


あいつ振られやがったwww


そんな恐ろしい噂が一斉に広まってしまうのである。
しかもこの罰ゲームの恐ろしいところは好きな子でなくても告白させてしまうことである。
たとえ好きな子なんていないよと言ったところで、告白を回避できない。
そいつが‘好みであろう子を指定し告白させる。ルールは絶対なのだ。

この罰ゲームは流行った。
何せ全員が本気でゲームに挑むのである。
一瞬の油断も許されない。目は血走り脳内アドレナイン出まくり闇のゲームだ。
醜態を晒すわけにはいかない。全員必死だった。


そして悲劇は起こった。
私は闇のゲームに巻き込まれてしまうのである。
今までは休み時間に行われていたので、トイレ行ったり寝たふりをすることで回避できた。
しかし忘れもしない4限目の音楽の時間、ある曲の楽譜を写生するという実質自習の時間。
当然写生など一瞬で終わってしまうので生徒たちは暇を持て余した。
そして始まった。
「指スマしようよ」


この提案を回避することはできなかった。教室という密室で私に逃げ場はなかった。
それでも参加者は十数名、負ける確率は10パーセント以下。負ける確率は低い。大丈夫だ。
そしてあっという間に半分ほど勝ち逃げした。大丈夫だ、まだ慌てる時間ではない。そう自分に言い聞かせた。
しかし最後の二人にまで残ってしまった。大丈夫だ、まだあわ、あわ、あわわわわ!!!!

あのときは人生至上最大の鼓動を感じた。いやだ、負けたくない。
しかし人生とは無常なものでその時は訪れた。
全身から力が抜けるのを感じた。


私は泣いた。


友人たちはニヤニヤ薄ら笑いを浮かべながら、「で、どの子に告白する?ww」
同情の気持ちなど全くなかった。それでも人間か。
私は好きな子はいないと言うと、
「じゃああみだクジで決めよう」という全然ありがたくないありがたい提案を受けた。


そして一人の子に決まった。
では告白の方法はどうするか。
しかし私があまりにも茫然自失だったので直接言うのはむごいだろうという結論になった。
そして取られた代案が愛のポエムを渡すというもの。


イケイケの男子生徒がラブレターを作成した。友人たちは盛り上がっていたが、私はその様子を眺めているしかできなかった。
実際何が書かれていたかは不明だ。しかしそれを読んだ友人たちは腹を抱えてゲラゲラ笑い転げていた。
一体何を書いたんだ。

そのラブレターをその子の机の引き出しに閉まい、罰ゲームは完了となった。



それから数日。私は気力を失っていた。
あれ以来その子には会話どころか顔を合わすのもできなくなっていた。
あんな恥ずかしいポエムを送ってしまった羞恥心もそうだが、何より罰ゲームに選ばれてしまった子に申し訳ないと思った。
自分の知らないところで告白の対象になってしまっている、それもあみだクジで。こんな失礼な話はないだろう。



このままじゃだめだ


私は立ち上がった。
放課後、教室を飛び出し途中何度も転びながら、あの子が部活をやっている体育館へ走った。

雨が降り出した。


傷だらけ、泥だらけになりながら体育館の扉を開いた。
部活中のその子を呼び出し、直接伝えた。


「急にごめん。あの時のあの手紙のことなんだけど。」
「罰ゲームなんだ。ほんとにごめん。こんな形で君を巻き込んでしまって申し訳ない。」
「だからどうか気にしないで。色々悩ませてしまってごめん」


そう言うと私は体育館を飛び出した。


雨は止んでいた。



空には虹がかかっていた

宮古島旅行記③

宮古島三日目----------

午前9時頃。


でんっ

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これ、分かりますか??


そうです。


半潜水式水中観光船「シースカイ博愛」です!


何とこれに乗って海中散歩ができるんです!
やばいですよね!
これに乗るとあの綺麗な宮古島の海の中を覗くことができるんです!


宿泊したホテルから予約しました。前日予約でも大丈夫でした。


チケットを渡していざ乗船。


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デッキから海を眺めます。
船は港から離れ、そのタイミングで乗組員の方から船内へと案内されます。


船内は海の中。
左右両サイドに小型テレビくらいの窓がずらっと並んでて、椅子に座って窓から海の中を覗けるようになってます。


我々は船の後方に座って窓の外を見ました。
そしたらあらビックリ。


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魚(うおっ)!びっくりした!いきなりビックリするやんけ

わらわらと魚たちの姿が現れます。


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水族館みたいや・・・
それほど魚たちが所狭しとウヨウヨしてました
サンゴ礁の上すれすれを行く船の操縦テクニックも必見です!


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いや、もうほんと何もかもが綺麗で時間があっという間でした。

ウミガメも見ることができましたよ。
見れるかどうかは運らしいのですが、今日はかなり運がよくて4匹くらい見れました!
ただ写真が撮れなかった。。。
結構遠くの方にいたんですよね~。


海中遊泳を終えて本日のメインイベントに向かいます。
本日はシュノーケリングをします。

お世話になったのはココ。八重干瀬マリンハート宮古島

www.yabiji.jp


シュノーケリングがお昼からなのでまず腹ごしらえをします。


お昼は海美来 (かいみーる)というお店に是非行ってみたかったのです。
お店から見える景色が絶景で、宮古島観光大使である千原ジュニアさんも絶賛しているというのです。



が、




閉まってました(;O;)

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火曜日が定休日になったようです。


仕方がないので近くにあったお店でご飯を食べました。
そこも美味しかった!


しばらくするとシュノーケリングの時刻が迫ってきてました。


ただ、場所がよくわからない。。。
連絡では海美来の前の駐車場となっていたんですが、それらしい案内がない。。
本当にここで合ってるのかと不安になりながら時間まで待ってみると、一台の軽トラが。


「マリンハート宮古島です!皆さん揃ってますか~」


軽トラを運転しながら日に焼けたワイルドな女性が駐車場をぐるぐる回りながら呼び掛けてます。

あ、こういうシステムなのね(^^;


そして点呼をとって参加者全員集まってるのを確認して、
「じゃあ私についてきてきてくださ~い」

そう言って軽トラはずんずんと進んでいきました。
やべえ置いて行かれる!

急いで乗ってきた車に乗り込んで軽トラの後を追っていくと、港に着きました。


そしてもうすぐ出発するとのことだったので、大慌てで水着に着替えて船に乗り込みます。

ばたばたしたけどいざ出発!


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すげえ揺れるな。。。


今回インストラクターしてくれる三人の女性。
ポイントまで移動してシュノーケリングの説明を聞きます。
説明が丁寧で優しい。
紳士や。。。


そしていざ入水!


サンゴ礁がすぐ足元にあって魚が間近で見られます。

この絶景を、思い出に残したいですよね!
振り替えられるように写真に収めたいですよね!
でも水中じゃ携帯で写真撮れないですよね!

そこで用意周到な私はスマホ防水ケースを用意していたわけですよ!この日のために!!
会社の同僚、友人、家族に自慢できるように、あの宮古島の美しい海の中の写真を見せつけてやりたかったわけですよ。
自宅を出発する日も防水ケースは忘れてないか入念にチェックしたわけです。この日のために。
「完全防水、画面操作可能、水中の中でも鮮明に撮影」とパッケージに書いてあったので、これにしようと。
全幅の信頼を置いたスマホ防水ケースにスマホを入れ、どや顔でサンゴ礁を撮影してやろうとスマホを構えたその時、、、


う、動かへん。。。


全く操作ができない。ロック画面の暗証番号入力が全く反応しない。。
反応しても全然違う文字や数字がタップされてしまう。その暗証番号が6桁もありやがる。
5個目まで正しく入力できて、6桁目で意図しない数字がタップされてまた初めから。
こんなことを延々と繰り返してました。
なぜ海の中に入ってまでスマホをいじらなければならないのだと。

何とか解除しても今度はカメラアプリを起動できない。
押してないのに全然違うアプリが起動しちゃう。
全然画面操作ができないから時間が経って自動ロックがかかって、またもや暗証番号入力画面へ。


他の人は海の中の芸術とも呼べる美しさにキャッキャウフフしてる中、スマホ画面を見てブチギレてる輩が一人。
きっと彼らは私のことを重度のスマホ依存症だと思ったことでしょう。


そんな中わずかに撮れた写真がこちら。

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そんなに鮮明でもねえ。。


そんなこんながありながら、
インストラクターさんがポイントを変えて絶景スポットまで連れていってくれて、その度に他の参加者たちは歓喜の声を上げてましたが、
私はただクラゲみたいに水面をゆらゆら揺れながらひたすら我慢強くスマホのカメラ操作を続けていました。
インストラクターさん、せっかく色々してくれたのにスマホいじっててごめんね。



最後の方はようやくカメラを諦めることができて海中を楽しむことができました。
やっぱり綺麗だったな~


あ、そうそうウミガメも見れましたよ



あっという間にシュノーケリングの時間が終わって帰港。
さーて着替えてホテル戻るかってときにインストラクターのお姉さんが、

「撮影した写真送りますね」


なんと!!

インストラクターさんが水中カメラで撮影してくれてたのでした。それもたくさんの写真を。

その一部がこちら。

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めちゃめちゃ綺麗じゃないですか!?

こちらはウミガメ。

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ムービーも送ってくれました!


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マリンハート宮古島さんありがとう!!
また利用させていただきます!



そのあとは腹ごしらえでカフェでおやつを食べ、

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おやつのホットドックと、

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ソフトクリーム!

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すかさず、



夕食!


居酒屋 壱番座に来ました。

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ほぼラストオーダーの時刻に来たので急いで注文します。

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牛カルビ鉄板焼押しがあったので注文

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おお、旨し!!

イカ墨パスタも超美味しかった!

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このお店も良かったな~

何やら認定書もありますね。


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この日は遊びに食事に大満足の一日でした!

つづく

スイカバーほど革命を起こしたスイカはない

今週のお題「わたしのイチ押しアイス」

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私のイチ押しアイスでピンと来たのがあのアイス


イカバー


これ普通に考えてすごくないですか?

だって普通のスイカって赤い実の部分しか食べることないじゃないですか。

それを実の部分だけでなく種と、あろうことか皮まで食べられるようにするというあの発想。
これは中々思いつかないですよ。常人の発想ではありません。
一番ノーベル賞に近いアイスと言ってもいいでしょう。


私がスイカバーに出会ったのは小学生かもっと小さい頃だったかと思います。
テレビのCMかなんかで見かけてあまりの衝撃に腰を抜かしそうになった記憶があるような気がします。


「チョコっと種入り!皮まで食べられる!」「夏といえばスイカバー」というキャッチフレーズとともに颯爽と現れたスイカバー。


当時の私は新しい世界を見た気がしました。
イカは赤い実のみを食べるもの。
そんな私の陳腐な価値観は見事に粉砕されました。


確かに言われてみればスイカは食べにくい果物(野菜?)です。
果肉は美味しいんだけど、いちいち種を取り除いたり吐き出したりするのが面倒。
イカ自体が大きいから食べられない皮部分もある程度は大きいし、種も合わせると生ごみの量が多くなるのが厄介ですね。


でもそれは仕方がない。
イカがスイカである以上どうしようもない。
イカには面倒くささが付きものなんだと。それがスイカの宿命なのだと。
そう思っていた時期が私にもありました。


そこに颯爽と登場したのがスイカバー。
種と皮まで食べられる。
面倒くささと後処理の大変さを見事に克服し、楽しみさえ見出した奇跡のスイカ。いや、奇跡のアイス。


あの感動は今でも忘れることができません。
初めて食べたスイカバーはそれはそれはもう、
その、あの、、、

う~ん思い出せない。。
味オンチには味の記憶がありませんね。
多分スイカみたいな味がしたと思います。



あれからどのくらいの月日が経ったでしょうか。
逆上がりができなかった小学生の私は、義務教育を終え、大学を卒業し、実家から遠く離れた東京の地で、
立派に逆上がりのできない大人へと成長しました。


イカバーはどうしているんだろう。

奴もまた進化を続けているのだろうか。

種と皮の次は何を克服していく?バーか?袋か?
イカバーからバーを取ったら何になるんだろう?スイカ??


お互い成長した姿で会えるのを楽しみにしていました。
そこで風のうわさに聞きました。
イカバーが進化したと。新種のスイカバーが登場していると。



その名も「謎のスイカバー」



おお、気になる。
セブンイレブンに売っているという情報を得たので行きましたよ。深夜に。
人が寝てる時間にわざわざコンビニまで行きましたよ。謎のスイカバーを買いに。



そしたら売ってなかった。普通のスイカバーも売ってなかった。


なるほど。そういうことか。


進化したスイカバーとは謎そのものなのです。
実際に手を取ってみて味を確かめてしまうともうそれは謎ではなくなるのです。
正体を知ってしまうと知らなかったことにできません。知ってしまった瞬間に負けなのです。
謎を解き明かしてしまったときには、あの謎を解き明かしたい!という欲求は二度と出てきません。
仮面を被った正体不明の人物が魅力的なのは彼が正体不明だからです。
仮面の下の素顔を知ってしまうと魅力は急激になくなります。謎だからいいのです。


だから、


これはスイカバーから我々への挑戦なのです。
「我が謎を解き明かしてみよ」と。
「だが知ってしまった瞬間に貴様は負けだがな。ふはははっは!!!」ゲホゲホ



と、

新種のスイカバーを食べることができなかったフラストレーションを解消するために食べない方が良かったという理論を展開しております。
認知的不協和です。すっぱい葡萄理論です。


あ、そうそう。
お題はどんなアイスが好きでしたよね。


私の好きなアイスはあずきバーです。



あずきバー美味しいですよね!

宮古島旅行記②

ーーーーーーーー宮古島旅行二日目。


お世話になったホテルを後にしていざ朝ごはんへ。

来る前から気になっていた「あおぞらパーラー」さんへ行きます。

tabelog.com



宮古島から橋を渡って来間島へ。

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着いた。


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店内もいい感じだ(^○^)

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マンゴージュース!美味しい!!

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朝からタコライスを注文しました!
テラスがあったので外で食べます。
外は暑い。。。

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外にヤギが。

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朝ごはんを食べた後は来間島を探索することに。
レンタカーで自由気ままに移動します。

サトウキビ畑が広がってます。
ザワワが聴こえる。。。

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ビーチを見つけました。

誰もいないプライベートビーチ!!
でも波が激しい(笑)

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パシャパシャ遊んだ後、来間島を後にし、宮古島本島をドライブ。

絶景として知られる東平安名崎を目指します。


立ち止まったのは「イムギャーマリンガーデン」
宮古島の天然プールと呼ばれる場所。

早速海が綺麗です^^

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色んな散策コースが用意されていて歩きまわってみるのも楽しそうです。高いところまで行けそうな感じでした。
我々は暑いし疲れるので低いところで景色を楽しみました。(老化現象ではありません)


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イムギャーマリンガーデンで体力のなさを再認識したところで、再びレンタカーを走らせます。

途中でこんなものを発見。


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クジラ!!!
見たい!


いや、いないよ??


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今日はクジラさんはお休みみたいですね。残念。



そして目的地に到着。東平安名崎。
絶景を見てやろうじゃないか。


灯台があります。


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おお!めっちゃ綺麗!

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でもちょっと曇ってるなあ。
波が荒れてる??

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いやーでも景色が超良かったです^^
綺麗な海を一望できるのは中々ない経験ですね。


帰ろうとした矢先に駐車場でお店を見つけたので冷凍されたマンゴーを買いました。

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そしたらお店のおっちゃんが耳より情報をくれましたよ!
何でも帰り道の先にある秘密の道を行くとさらなる絶景スポットがあるんだとか。
これは行かなければ!
でも実際に何が見えるかは行ってみてからのお楽しみ♪
宮古島のお店の人は色んなことを親切に教えてくれますねえ。
良い人たちばっかりだな^^


そしてホテルのチェックインの時間も迫ってきたので、二日目のホテルに向かいます。
宿泊するのはウェルネスヴィラ ブリッサ
ここで二泊します。


www.nanseirakuen.com


着いた。

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部屋はこんな感じ。コンドミニアムスタイルなので宮古島で生活してるような雰囲気が味わえます。

リビング。

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寝室。

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キッチン。お皿とか調理器具が一式揃ってます。

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そして何と言ってもホテルからの景色!
なんと全室オーシャンビュー!
何て贅沢なんだ。
部屋の外は綺麗な海!ずっと眺めてられます。

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何とプールもあります。
この高さから飛び込んだらえらいことになるな。。。

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さて、お腹もすいてきたので腹ごしらえをします。
向かった先は「大和食堂」
パンフレットにも載っている昔ながらの食堂です。

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到着。

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宮古そばを注文。


来た。


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いただきます!


おお!これも美味しい!

鰹節が効いていてすごく優しい味!
塩味もちょうどよくてスルスル食べることができます。
昔ながらの素朴な現地スタイルって感じの味です。
美味しかった^^
あとカウンターの兄ちゃんがイケメンでした(笑)



さて、お腹も満たしたところでドライブでもしますか。


向かった先は砂山ビーチ。
絶景ビーチとしても知られるあまりにも有名なビーチです。
天然岩のアーチが有名ですね。


お、ここだここだ。


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シーサー発見!
こういう感じの顔すごく好きなんです(笑)

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さーてと天然アーチはどこかな、、


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あっ!
閉鎖されてる(;´Д`)

どうやら昨年から落石の危険があるので閉鎖されてるみたいです。


でも海が綺麗です。


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また今日も日が沈んでいきます。

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そして本日の夜ご飯へ

用意周到な我々はしっかりお店を予約しましたよ^^

本日はこのお店。
一魚一会 宮古島
レンタカー借りたときにお店のおっちゃんに教えてもらいました。
何でも宮古島の雰囲気を存分に味わえるのと、名物もしっかり味わえるとのこと。


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ちょっと駐車場に迷いましたが何とか到着。

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お店の前に着いてビックリ。
中から音楽が聞こえてきます。
ビックリしたのがお客さんもノリノリで音楽にのってます。
イーヤーサーサー!


席に案内されます。何食べるか迷うなあ。

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宮古島はマグロが有名とのことでマグロの三種盛りを注文。
赤身、中トロ、大トロです。

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いただきます


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ぱくっ


ぐああ!!!
何だこれは!旨すぎる!

噛み切る力が全く不要で舌の上でとろけます
大トロ美味しいいいい。
来てよかった(´;ω;`)


続いてもずくソーメン(小)を注文。
小でこのサイズ。

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これも美味しい!
普通のソーメンって飽きちゃうことってあるじゃないですか。
でもこのもずくソーメンは飽きる感じが全然ないんです。ずっと食べれちゃう。
夏はソーメンじゃなくてずっとこのもずくソーメンでいいかも。



そして始まりました!島唄ライブ!!

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いやー楽しい!

三線とギターで演奏、島の音楽に浸りますーーーーー。
はじめはしっとりとしたのどかな曲。
そしてオリオンビールの歌になり、会場は徐々に盛り上がりを見せます。
お店の人が盛り上げてくれて、お客さんたちも掛け声を。
太鼓をダイナミックに打つエイサーのパフォーマンスも加わり会場が熱気を帯びてきます。
ラストの島唄
全員で熱唱して食事にもエンターテイメントにも富んだ思い出に残る晩御飯でした(^○^)





そしてホテルへーーーーーー。
車を運転しなければならなかったため、アルコールを飲めなかったのでホテルで晩酌することにしました。
買ってきたのはオリオンビール
部屋のベランダで波の音を聞きながら飲むビールがこれまた美味い!

一日が終わるのが早いなあ。。。

続く。。。