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バレンタインにふさわしい贈り物

今週のお題「わたしとバレンタインデー」
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レンタインには何を贈りますか?

多くの人はチョコレートを贈るのではないのでしょうか。
世間ではチョコレート商戦が繰り広げられていて、店頭には多くの人が想い想いのチョコを買い求めていますね。
または自分でチョコを作ったりする人もいるでしょう。

でもこのチョコレートを贈る習慣。
これは日本だけの習慣であることはご存知の人も多いと思います。
世界では一緒に食事に出かけたり、プレゼントを贈ったりすることが多いです。
しかも日本のように女性から男性にではなく、男性から女性に贈ることが多いようですね。

世間ではチョコレートのお店が賑わっていますが、もう一つ賑わっているお店をご存知ですか。
それは花屋。
海外では行列ができるほど花を買い求める人が多いようです。
特に人気なのが薔薇。
でも何故薔薇が人気なのでしょう。

そこで薔薇に込められた秘密と薔薇を贈る本当の意味について考察してみました。

薔薇とは

薔薇とはどんな花なのでしょうか。
薔薇は色鮮やかな花びらを持ち、茎に棘があります。
約200種類あるようです。

薔薇は昔から好まれていて、日常生活によく登場していたようです。
特にローマ人は薔薇を多用してたのだとか。

色鮮やかな見た目の美しさもそうですが、もう一つ薔薇を薔薇たりしめるものが香りです。
今やほとんどの香水に薔薇の香りが含まれているみたいですね。
「香りのない薔薇は笑わない美人と同じ」という言葉もあるそうで。
(=飛ばねえ豚はただの豚だと同じ、ちょっと違うか。。。)

薔薇はギリシャ神話に登場し、愛と美の女神アフロディーテを象徴する花です。
英語読みではヴィーナスです。
アフロディーテが生まれたとき一緒に薔薇が生まれたのだとか。
だから薔薇の花言葉は「愛情」や「美」
バレンタインにふさわしい花ですよね。

ところがこの花言葉、薔薇の色や本数で意味が変わるというのをご存知ですか?

薔薇の本数が持つ意味

薔薇は贈る本数によって意味が変わります。
それぞれ本数にはこんな意味があります。

1本 :あなたに一目惚れ。
2本 :この世界は私とあなただけ。
3本 :告白 。愛しています。
4本 :死ぬまで気持ちは変わらない。
5本 :あなたに出会えて本当に嬉しい。
6本 :お互いに敬い、愛し、分かり合おう。
7本 :密かな愛。ずっと言えずにいたけど好きでした。
8本 :あなたの思いやりや励ましに感謝しています。
9本 :いつも一緒にいよう。
10 本 :あなたは完璧です。
11 本 :最愛。
12 本 :付き合ってください。
13 本 ::永遠の友情。
15 本 :ごめんなさい。
16 本 :不安な愛。
17 本 :絶望的な愛。
18 本 :誠実。誠意ある告白です。
19 本 :忍耐と期待。
20 本 :感謝。
21 本 :あなただけに尽くします。
24 本 :一日中いつも思っている。
36 本 :ロマンチック。
40 本 :死ぬまでこの気持ちは変わらない。
44 本 :変わらぬ愛を誓おう。
50 本 :永遠。
99 本 :ずっと一緒にいよう。
100 本 :100%の愛。
108 本 :結婚しよう。
365 本 :365日いつもあなたを想っている。
999 本 :何度生まれ変わってもあなたを愛している。

13~17本はネガティブな意味合いがありますね。
誤解を生むかもしれないのが怖いところです。

また、12本はダズンローズといいますね。
結婚式や披露宴でプロポーズを再現するやつです。
ヨーロッパではその昔、男性はプロポーズの際に彼女に、一本一本に誓いを託して愛の言葉とともに女性に手渡しし、求婚していた習わしがあったようです。
プロポーズを受けた女性はその返事に1本を抜き取り、男性の胸元に挿してOKしたと言います。
ブートニアの由来ですね。
12本にはそれぞれ意味があり、
感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」を表します。
ダズンローズではこれらを誓いますという意味になるようです。
また、女性は相手に一番大切にしてほしい誓いを選んで相手の胸元に挿して思いを贈るようです。

薔薇の色が持つ意味

薔薇の色にも色んな意味があります。

赤い薔薇:「あなたを愛します」「愛情」「美」「情熱」「恋」
ピンクの薔薇:「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」「感銘」
オレンジの薔薇:「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」
黄色の薔薇
「友情」「平和」「あなたを愛しています」 or  
「薄らぐ愛」「恋に飽きた」「別れよう」
白い薔薇:「純潔」「相思相愛」「深い尊敬」「清純」
紫の薔薇:「誇り」「気品」「上品」
茶色の薔薇:「ミステリアス」
青い薔薇:「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」
緑の薔薇:「穏やか」「希望を持ち得る」
黒い薔薇
「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」 or
「恨み」「憎しみ」

色によって色んな意味があるのは面白いですね。
黄色や黒はポジティブとネガティブの両方の意味があるので注意したいところです。

ところで青い薔薇はご存知でしょうか。
歴史上長くにわたって青い薔薇は存在しませんでした。
これまで青い薔薇を作るのにたくさん開発が進められてきましたが、どうしても実現せず、青い薔薇を作るのは不可能とされてきました。
ところが2002年、日本の研究者の品種改良によって青い薔薇が作られました。
そこで青い薔薇には奇跡や夢叶うという花言葉がつけられたんですね。

薔薇に込められた秘密

ここまで薔薇について色々まとめてきました。
薔薇には贈る本数や色によって色んなメッセージがあると。

でもここで気になることがあります。
何で色んなメッセージがあるのですか?

特に気になるのが本数です。
本数ごとに意味が違うのはややこしくないですか?
1本より2本、2本より3本の方が気持ちが強くなっていくようにした方が分かりやすいじゃないですか。
だって宝くじで1万円当たるより10万円当たった方が嬉しいじゃないですか。
1本贈るより10本贈る方が気持ちがこもってるような気がしそうなものです。
でもそうじゃない。

この記事を書くとき、薔薇の本数が意味が異なるのを知って、じゃあ薔薇10000本ではどんな意味があるんだろうという考察をしようと思いました。
でも本数に法則性がなかったんですね。
だから薔薇10000本贈る考察はできなかった。

そこでこう思ったんです。
贈る本数や色に意味はないと。

相手が黄色が好きなら黄色の薔薇を贈ってもいい。
相手が黒が好きなら黒の薔薇を贈ってもいい。
それが相手が好きな色なら、自分が贈りたい色なら。

結婚した夫婦がいたとして、
旦那さんは奥さんに毎年結婚記念日には薔薇を1本増やして贈ったとして。
5年目には5本、10年目には10本という風に。
そこで結婚して17年目、17本の薔薇を贈るときに「絶望的な愛」という意味はないと思うんです。
きっと「ありがとう。愛している。」という気持ちがあるのではないでしょうか。

花は何のために贈るのでしょう。
色んな意味があると思いますが、バレンタインの日では
相手に気持ちを伝える、相手に喜んでほしいという気持ちがあるのではないでしょうか。

大切な人に自分の気持ちを伝えたい、喜んでほしい。
どんな花なら喜ぶのだろうか、どんな色なら。
おこずかいで買えるだけ買って贈ろうとか。
そこにある気持ちが大事なんです。

別に薔薇とかチョコとか食事にしようとか何でもいいんです。
何本贈ろうが何色を贈ろうが関係ないんです。
相手に気持ちを伝えて喜んでくれればいいんです。
あなたが選べば何でも相手は喜んでくれると思います。

さて、あなたはバレンタインという日に
「大切な人に何を贈りますか?」